韓国人が平均寿命まで生きていくうちに、がんにかかる確率は年々増えて36%ですが、がん患者の生存率は向上して60%を上回っています。
保健福祉部と中央がん登録本部がまとめた統計によりますと、韓国人が平均寿命の81歳まで生存する場合、がんにかかる確率は36.2%でした。
性別では男性が5人に2人の割合、女性は3人に1人の割合で、男性ががんにかかる確率が高くなっています。
がん発生を種類別にみますと、男性の場合は胃がんが最も高くて9.1%、肺がん(7.3%)、大腸がん(7%)で、女性の場合は甲状腺がん(7.9%)、大腸がん(5%)、胃がん(4.8%)の順でした。
年度別にみますと、1999年以降2009年までの間にがんの発病件数は、年平均3.4%増加し、男性よりは女性の増加率が高くなり、男女ともに甲状腺がんと大腸がんの増加率が目立ちました。
一方、がんの生存率は2005年から2009年までの5年間に62%と60%を超えており、女性の場合は70%を上回っています。