KBSが新年を迎えて行った世論調査の結果、与党ハンナラ党の朴槿恵(パク・クンヘ)元代表非常対策委員長が次期大統領として最も高い支持を得ていることが分りました。
支持率を見ますと、ハンナラ党の朴槿恵委員長30.9%、ソウル大学融合科学技術大学院の安哲秀(アン・チョルス)教授24.9%、盧武鉉財団の文在寅(ムン・ジェイン)理事長7.6%、金文洙(キム・ムンス)京畿道知事2.6%の順でした。
ただ、朴槿恵委員長と安哲秀教授の一騎打ちになった場合の支持率は、安哲秀教授が49%で、朴槿恵委員長の40.8%を上回りました。
また、4月の総選挙についての調査では、現役の議員が立候補する場合に支持するかという質問に、60.6%が他の候補を支持すると答え、3分の2近い人が斬新な人物を望んでおり、既成政党や既成政治家を支持する考えがないことが分りました。
4月の総選挙まで残すところちょうど100日となっています。
一方、新年の経済状況については、去年とほぼ同じ水準になるだろうと答えた人は44.5%、去年より悪くなるだろうと答えた人は35.8%で、多くの人たちが新年の経済状況を楽観していないことが分りました。
金正日国防委員長死亡後の南北関係については、大きく変わらないと答えた人がほぼ半分の48.6%で最も多く、改善されるだろうと答えた人は27.1%、悪化するだろうと答えた人が19.3%でした。
この世論調査はKBSが世論調査機関のメディアリサーチに依頼して、去年12月27、28の2日間、全国の1000人を対象に電話で行ったものです。