北韓が、暮れの30日に死去した野党民主統合党の金槿泰(キム・グンテ)常任顧問に対して弔電を送ってきました。
民主統合党の葬儀委員会によりますと、北韓の朝鮮社会民主党と民族和解協議会は、2日、祖国統一汎民族連合を通じて金槿泰常任顧問の遺族に宛てて弔意を表してきました。
このうち朝鮮社会民主党は、「金先生は、長い間、社会の民主化と民族の和解と団結のために尽力してきた。われわれは南北共同宣言のもとで民族の団結した力によって祖国統一が必ず実現すると信じている」としています。
また民族和解協議会は「金先生は苦難の中でも独裁に反対し、民主化闘争の先頭に立ってきた。彼が残した功績は民族の歴史に刻まれるだろう」としています。