釜山行きのKTXが、停車駅を通り過ぎたため10分間、逆走行して戻る事故がありました。
2日午後7時3分に、ソウル駅を出発した釜山行きのKTX375号が、停車するはずの永登浦駅を通過し、およそ1.5キロ先の新道林駅で停車しました。これに気づいた運転手が、管制室の許可を得て、10分ほど列車を逆走行させ、永登浦駅に戻って乗客を乗せた後、予定より8分遅れの午後7時20分に釜山に向けて出発しました。
これについて、コレールは、「ソウル発釜山行きのKTXが永登浦駅に停車するのは、一日に2本しかなく、運転手が錯覚したようだ」としていますが、乗客は案内放送もせずに、列車を逆走行させたことに不安を覚え強く非難しています。