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社会

韓牛を軍に供給 国産牛肉の価格安定化のため

Write: 2012-01-04 11:10:41Update: 2012-01-04 11:10:41

韓牛を軍に供給 国産牛肉の価格安定化のため

韓牛の大幅な値下がりに歯止めをかけるため、軍に対して現在供給している輸入牛肉に代えて国産の牛肉を供給する案が推進されています。
農林水産食品部は4日、1頭当り1万ウォン台にまで急落した小牛価格を安定させるため、軍に供給する輸入牛肉を全て国産牛肉に切り換えることを決め、そのための予算の確保を進めています。
また、将兵65万人あまりに1人当り1日平均60グラムを供給してきた豚肉も、半分以上を国産牛肉に切り換える案を検討しています。
軍に供給されている豚肉と輸入牛肉を国産牛肉に切り換えることで、牛肉の大幅な値下がりを抑えることができると判断したためです。
国産牛のうち高級肉の韓牛の子牛の値段は2010年の280万ウォンから、最近では129万ウォンに急落し、韓牛も2年前の635万ウォンから444万ウォンに30%も落ちています。
とりわけ、乳牛のオスである肉牛の子牛の値段は最近、豚の三枚肉1人前と変わらない1万ウォン台にまで暴落するなど、牛の取引価格が大幅に値下がりし、畜産基盤が崩壊の危機に陥っているとの懸念が広がっています。
国会の農林水産食品委員会の民主統合党所属の宋勳錫(ソン・フンソク)議員によりますと、口蹄疫などの影響で韓牛の値段が落ちる一方で、農協が軍に納入した輸入牛肉は2009年の1842トンから、2010年は2569トン、去年2011年は1月から7月末までで1555トンと毎年増えています。
農林水産食品部は国防部、企画財政部など関係部署との協議を経て、牛の値段の安定に向けた対策を今月中に確定し、発表する計画です。

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