女子フィギュアスケートのキム・ヨナ選手と歌手IU(アイユー)が4日、ソウル・泰陵(テヌン)選手村を訪れ、2人のデュエット曲「氷の花」の音源収益金およそ7000万ウォンをフィギュア韓国代表9人に贈りました。
2人は去年SBSの企画番組でデュエット曲「氷の花」を披露し、人気を集めました。
2人はレコーディング当初から音源収益金の全額をフィギュア発展基金として使うと表明していました。
キム・ヨナ選手は、収益金の伝達式で、「私が幼かった頃に比べると練習環境はかなり良くなったが、まだ不十分だ。このままではより良い選手が育つのは難しい」と述べ、現在の劣悪な練習環境を指摘しました。
そして、「こうした厳しい環境の中で選手が成長した姿を見るとうれしく、立派だと思う。今後さらに頑張って、自分よりも素晴らしい選手になってほしい」と語りました。
IUは「ヨナさんのファンとして楽しんで歌を歌っただけだが、こういう席に一緒に立てて光栄に思う。韓国のフィギュアがもっと発展することを願っている」と述べました。