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サイエンス

アジア初の白血病治療剤 韓国で開発成功

Write: 2012-01-05 12:20:03Update: 2012-01-05 20:44:29

アジア初の白血病治療剤 韓国で開発成功

韓国の製薬会社がアジアでは初めて白血病治療剤の開発に成功し、今年上半期の発売を目指しています。
食品医薬品安全庁は5日、韓国の製薬会社、一洋(イルヤン)薬品が開発した白血病治療剤「スーペクト」に対し、製造品目許可を出したことを明らかにしました。
「スーペクト」は一洋薬品が2006年から保健福祉部から43億ウォンの新薬開発支援を受けてアジアではじめて開発した、がん細胞だけを攻撃する標的抗癌剤です。
一洋薬品は、グリベックやタシグナなど既存の白血病治療剤の成分に耐性ができてしまい治療が難しくなった患者や、これらの薬が効かない患者を対象に、韓国とインド、タイで臨床試験を行ったところ、初期反応度と効き目を評価する有効率がグリベックより高く、既存の薬の課題とされていた肺浮腫や心臓毒性などの副作用も認められなかったということです。
グリベックに耐性ができた患者の治療のための2次治療剤として承認を受けた「スーペクト」は、今年上半期に発売される見通しで、一洋薬品は、1次治療剤としての承認の取得に向けて、現在、韓国、インド、タイなどアジアの20の総合病院で臨床試験を行っています。
一洋薬品は、「スーペクト」を従来の治療剤より割安な値段で市場に出すことで、短期間で標準的な治療剤に位置づけられることを目指しています。
白血病治療剤市場の規模は年間50億ドルに上り、韓国でも毎年300人以上が白血病にかかって、年間およそ1000億ウォンの健康保険財政が使われていますが、この市場は現在、多国籍製薬会社が独占しています。

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