メニューへ 本文へ
Go Top

社会

SKグループ一族の横領 崔泰源会長を在宅起訴

Write: 2012-01-06 08:58:28Update: 2012-01-06 08:58:28

SKグループ一族の横領 崔泰源会長を在宅起訴

SKグループのオーナー一族の横領と先物投資の疑惑を捜査しているソウル中央地方検察庁は、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長を特定経済犯罪加重処罰法上の横領の罪で在宅起訴したと5日、明らかにしました。
検察によりますと、崔泰源会長は会社の資金を横領するため、2008年10月、系列会社のSKテレコムとSK C&Cに出資金の名目で497億ウォンを投資会社ベネックスインベストメントに送金させました。
これに先立って検察は、SKグループの系列会社10社から投資された2800億ウォンのうち一部を横領した疑いで、投資会社ベネックスインベストメントの金埈弘(キム・ジュンホン)代表を拘束したほか、こうした横領に関わった疑いで、SKグループの首席副会長で崔泰源会長の弟の崔再源(チェ・ジェウォン)副会長を横領、背任などの容疑で拘束しました。
崔再源副会長は、投資会社ベネックスインベストメントの金埈弘代表に対して、系列会社のSKテレコムとSK C&Cがベネックスインベストメントに投資した資金497億ウォンを、複雑な資金洗浄をしたうえで泰源会長と崔再源副会長の先物投資を代行していたキム・ウォンホン氏に渡すよう指示したとされています。
崔再源副会長はまた、他人名義で保有していた非上場会社の株式を、SKグループの資金で相場より200億ウォン高い金額で買い取るよう金埈弘代表に指示したことが明らかになっています。
検察は、SKグループの資金横領に加担した疑いで、SKホールディングスの専務を在宅起訴したほか、去年11月に行われたSKグループへの家宅捜索の際、捜索を妨害した公務執行妨害の罪でSKグループの社員4人を在宅起訴しました。
これで去年3月に始まったSKグループのオーナー一族の資金横領疑惑に対する捜査は、崔再源副会長と投資会社ベネックスインベストメントの金埈弘代表の2人を拘束し、崔泰源会長ら6人を在宅起訴することで決着しました。
崔泰源会長が起訴されたのは、2003年2月に1兆5000億ウォンあまりの粉飾会計をした罪で拘束起訴されて以来、8年11か月ぶりです。
当時、崔泰源会長は、1審で懲役3年の実刑判決を言い渡されましたが、その後、保釈され、2008年に最高裁判所で懲役3年執行猶予5年の刑が確定しました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >