ソウルの中心部を流れる川、清渓川(チョンゲチョン)清渓広場の滝の下にある八石潭(パルソクダム)に、様々な願いを込めて投げ入れられた「幸運のコイン」が、去年、これまでで最高額を記録しました。
ソウル施設公団が10日、集計したところによりますと、去年一年間に集まった「幸運のコイン」は、62の国と地域の銀行が発行した214種で、募金額は前の年の3.4倍に当たる3204万ウォンにのぼり、清渓川が復元された2005年10月以来、最高額となりました。
このうち外国の通貨は、日本が5612個と最も多く、次いで、タイ5041個、中国3934個、アメリカ2444個の順でした。
ソウル市は、募金全額を恵まれない人に寄付するとともに、外国の通貨については、開発途上国の子供の栄養、保健、飲料水供給、基礎教育などの支援事業に当たっているユニセフに寄付する計画です。