社会
華城市と金海市 行政区持つ都市に
Write: 2012-01-12 09:59:47 / Update: 2012-01-12 09:59:47
京畿(キョンギ)道の西海岸にある華城(ファソン)市と、釜山市の西隣の慶尚南(キョンサンナム)道金海(キムヘ)市の人口が、ともに50万人を超え行政区を置くことが認められることになりました。
行政安全部によりますと、華城市の人口は去年末の時点で51万6765人に、金海市の人口は50万7062人となり、年末の人口が2年連続で50万人以上となりました。これによって2つの市は、地方自治体法によってそれぞれ2つの行政区(公選の区長や区議会を置かない)を設けることができるようになりました。人口50万人以上の基礎自治体(市、郡、特別市・広域市の区)は、これで15となりました。
日本の中核市にあたる、このような中規模の都市は、1986年に富川(プチョン)市が最初に人口50万人を超えて行政区を置くことが認められたのを手始めに、その後、順に水原(スウォン)市、城南(ソンナム)市、全州(チョンジュ)市、安養(アンヤン)市、浦項(ポハン)市、清州(チョンジュ)市、高陽(コヤン)市、安山(アンサン)市、昌原(チャンウォン)市、龍仁(ヨンイン)市、天安(チョンアン)市、南楊州(ナムヤンジュ)市がそれぞれ50万人を超えています。
またこの15の市を人口の多い順に並べると、2010年に3つの市が合併した昌原市が109万2000人でトップ、次いで水原市が108万8000人、城南市が97万9000人、高陽市が96万1000人、龍仁市が89万6000人、富川市が87万2000人となっていますが、人口が100万を超えても、道と同じ権限を持つ広域市には昇格していません。
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