イギリス系の銀行、 SC第一(チェイル)銀行は11日、行名を「韓国スタンダード・チャータード銀行」に変えると発表しました。
すでに本店の看板は新しい行名に変わっており、来月末までに全国すべての支店と通帳、コンピューターシステムに記された行名を新しい行名に変えるとしています。
SC第一銀行のリチャード・ヒル頭取は、「行名の変更は、韓国で長期的に成長を続けたいという意志の表現だ」と話しています。
SC第一銀行は2005年、イギリス系大手金融機関であるスタンダードチャータード銀行に買収され、旧・第一銀行からSC第一銀行に行名を変更していました。
これで、韓国戦争後の開発経済時代を支えてきた5大都市銀行は、すべて歴史の中に消えることになりました。
朝興(チョフン)銀行は新韓(シンハン)銀行に、ソウル銀行はハナ銀行に買収され、商業銀行と韓一(ハンイル)銀行はハンビッ銀行に合併された後、ウリ銀行に名前を改めています。