ソマリア海域に派遣している韓国海軍の特殊部隊が海賊に乗っ取られた韓国のケミカルタンカーを救出してから1年を迎えた19日、記念行事が海軍作戦司令部の釜山(プサン)基地で開かれました。
記念行事には金寬鎭(キム・クァンジン)国防部長官をはじめ、許南植(ホ・ナムシク)釜山市長、救出された韓国ケミカルタンカー「三湖ジュエリー号」のソク・ヘギュン船長らが出席し、まず3億8000万ウォンをかけて制作された縦5.5メートル、横10メートル、高さ11メートルの記念碑の除幕式が行われました。
続いて駆逐艦の崔蛍(チェ・ヨン)艦の格納庫で、軽機関銃などテロ対策用の装備や、海賊から押収したロケット砲などの展示が披露されました。
このあと特殊作戦のデモンストレーションに続いて、実際に三湖ジュエリー号の救出作戦に参加した特殊戦闘要員が拉致から救出までを再演し参加者の大きな拍手を浴びました。