旧正月の「ソル」連休を控えた20日から故郷に向かう大移動が事実上始まり、この連休中に延べ3150万人が移動すると予想されています。
今年の「ソル」連休は22日から24日までの3日間ですが、21日が土曜日であることから、事実上4連休の場合が多いものとみられ、20日の金曜日は早めに仕事を切り上げて故郷に向かう人々が相次ぎました。
20日当日、金浦空港の国内線は2万8000人が利用すると見込まれ、高速鉄道のKTXの場合、20日午後遅い時間帯は売り切れになっています。
また高速道路は20日午後から渋滞が本格化するとみられ、韓国道路公社は20日の1日だけで38万4000台の車が首都圏から故郷に向かい、高速道路全体の通行量は364万台に上るものと予想しています。
マイカーによる帰省は22日午前が最も多くソウルから釜山が最大7時間かかり、Uターンは「ソル」当日の午後が最も多く釜山からソウルが最大9時間かかる見通しです。
道路交通公団など交通当局はスムーズな輸送に向けてツイッターやフェースブックなどソーシャル・ネットワーク・サービスとスマートフォン用のアプリケーションなどを通じて、全国の高速道路の混み具合などの情報をリアルタイムで提供することにしています。