金海市は、故盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の墓地のある金海市烽下(ボンハ)マウルを訪問する人が増えていることから、墓地の入り口に無人集計システムを設置することになりました。
金海市によりますと、2009年5月に死去した故盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の墓地の参拝に訪れた市民が去年はこれまでで最も多い153万人を超えました。
墓地は、故盧武鉉前大統領の遺言に従って、慶尚南道金海市烽下マウルの自宅近くに質素な作りで建てられています。
ここを訪れた参拝客が去年は年間153万2233人と、死去した2009年より27万人、おととしと比べると73万人も多くなっています。
金海市の関係者によりますと、去年4月に行われた盧武鉉前大統領の故郷の金海市乙での国会議員補欠選挙で、与党ハンナラ党の金台鎬(キム・テホ)前慶尚南道知事が当選して以来、墓地への参拝客が急激に増えているということです。
とくに今年は、4月に国会議員総選挙と、12月に大統領選挙があり、金海市は、烽下マウルを訪問する人がますます増えるのではないかとみています。
こうしたことから、金海市は、これまでは参拝客の集計を、平日2日と週末2日を合計して平均を出す方式で行っていましたが、より正確に行うため墓地の入口に無人集計システムを設置することになりました。