農林水産食品部は鳥インフルエンザ(AI)は発生する季節を迎え、今年は渡り鳥の飛来が多い忠清南道(チュンチョンナムド)の浅水(チョンス)湾など5つの地域で、空から消毒薬をまくことになりました。
農林水産食品部が24日、発表した計画によりますと、忠清南道の浅水(チョンス)湾、豊西(プンソ)川、竝川(ピョンチョン)川、曲橋(コッキョ)川、それに全羅南道の霊巌(ヨンアム)湖の5つの地域では、鳥インフルエンザを防ぐための特別防疫対策期間としている1月から4月末までの間、無線操縦ヘリコプター10機を使って渡り鳥が飛来する場所と周辺の田畑に週に1回、合わせて15回にわたって消毒薬を散布します。
農林水産食品部は、無線操縦のヘリコプターは費用が安く騒音も少なく鳥をこわがらせないため、大型の有人ヘリコプターより効果が高いとしています。
また鳥インフルエンザが再発する可能性が高い36の市と郡で、鶏や鴨などを飼っている農家に対する点検の回数を増やし、渡り鳥が飛来する地域の農家や道路への消毒も強化することになりました。