ソウル市民の初婚年齢が10年前より2年以上おそくなり、晩婚化が進んでいることがわかりました。
ソウル市の女性家族財団が25日にまとめたところによりますと、ソウルの女性の平均初婚年齢は2000年は27.3歳だったのが2010年は29.8歳、男性は29.7歳から32.2歳と、10年前に比べてそれぞれ2.5歳上昇しました。
全国の平均初婚年齢である女性28.9歳、男性31.8歳と比べますと、ソウルの初婚年齢は女性が0.9歳、男性が0.4歳高くなっています。
また、女性人口100人に対する男性の人口の比率を示す性別比は98.3で、女性の数が男性の数を上回っています。
ソウルでは、2003年以降女性の数が男性より多くなっており、ソウル市女性家族財団は、20年後の2030年には性別比の不均衡がさらに深刻化し、91.9に達すると予測しています。
これにともなって、女性が世帯主となっている割合も増えており、2010年は全体の28.1%と、2005年に比べて4.5ポイント増えました。