アメリカのオバマ大統領は24日、連邦会議で一般教書演説を行い、韓国とアメリカとのFTA=自由貿易協定の締結を、雇用創出と輸出拡大に向けた政策の成果として強調しました。
オバマ大統領は、アメリカの経済回復に向けたいくつかの方向を提示し、その中で、
「私は2年前に、5年間で輸出を2倍に増やすという目標を提示したが、貿易協定によって当初の計画よりも早く目標を達成できそうだ」と述べ、韓米FTAをはじめ3つのFTAを締結したことを業績として強調し、「近い将来、アメリカが輸出した新型車がソウルの街を走るだろう」と述べました。
オバマ大統領はまた、イランに対する制裁について、「イランの核問題の解決方法をめぐって一時分裂していた世界が外交力によって一つになった。国際的な協調によって、イランはかつてより孤立し、制裁は効力を発揮している」と述べました。
オバマ大統領は、しかし、北韓の核問題には触れませんでした。
これは、オバマ大統領が2010年と2011年の一般教書演説で、北韓に対して核の放棄を促し、北韓の非核化に向けた政策手段として北韓に対する制裁などに言及したのとは対照的で、ことしは、これまで打ち出してきた原則のもとで、北韓の新しい指導部の動向を見守りながら対応していくことを意味していると解釈されています。