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社会

MBCニュースが短縮放送 記者が幹部退陣求めて制作拒否

Write: 2012-01-26 13:17:47Update: 2012-01-26 15:38:54

韓国の地上波放送局、MBCの記者とカメラマンの大半が、「政権寄りの不公正な報道」をさせられているとして、報道局幹部の退陣を求め、25日からニュース番組の取材、制作を拒否する無期限のストライキに突入しました。
これによって、午後9時放送の「ニュースデスク」は25日、普段より35分ほど短い15分間だけ放送され、代わりに教養番組が放送されたほか、ドラマが普段より10分長く放送されました。
これに先立って、MBC記者会は10日、非常対策委員会を立ち上げ、不信任投票を行い、政権よりの内容で放送の公正性と信頼性を損ねたとして、報道本部長と報道局長の辞任を求めており、これに対して、会社側は、記者会の会長を務めるパク・ソンホ記者をニュース番組のアンカーから外しました。
このため、MBC記者会は、報道本部長と報道局長が辞任し、報道が本来の姿を取り戻すまでストライキを続けるとしています。
MBC組合員でつくる労働組合も25日からストライキの賛否を問う投票に入りました。
ストライキ案が可決されれば、30日からディレクター職を含む組合員が制作拒否に入るということです。

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