ソウル市の学生人権条例が26日公布されました。
ソウル市は26日、ソウル市報に学生人権条例を掲載して条例を公布し、条例が公布されたことや条例の内容についてソウル市のホームページに掲示しました。
条例には、児童・生徒に対する体罰の全面禁止、頭髪や服装の自由、校内集会の許容、持ち物検査や没収の禁止などの内容が盛り込まれており、ソウル地域の幼稚園と小中高校ではかなりの変化が起きることが予想されます。
公布と同時に学生人権条例は発効しましたが、各学校で条例に合わせて校則を制定・改正しなければならないことや、教育科学技術部が教育現場に混乱を招きかねないとして26日に日本の最高裁判所に当たる大法院に条例無効確認訴訟を起こしていることなどから、条例が新学期が始まる3月から実際に施行されるかどうかは不透明な状況です。