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社会

「子どものゲーム時間制限しスポーツ強化」 教育部長官

Write: 2012-01-27 13:55:26Update: 2012-01-27 13:55:26

「子どものゲーム時間制限しスポーツ強化」 教育部長官

最近、校内暴力と子どものオンラインゲーム中毒が社会問題になっている中、李周浩(イ・ジュホ)教育科学技術部長官は26日、脳科学者らと行った懇談会で、校内暴力への対応として、青少年のゲーム時間を制限し、スポーツ活動を強化する考えを示しました。
李周浩教育科学技術部長官はこの席で「韓国の児童・生徒のオンラインゲーム時間は1日平均46分で、アメリカの25分、フィンランドの10分より多すぎる。ゲームが悪いのではなく、長い時間、ゲームするのが問題だ。そのため子どもが2時間続けてゲームをした場合、自動的に10分間、接続が遮断される制度などを検討中だ」と述べるとともに、ゲーム会社が青少年のゲーム中毒の対応策作りに乗り出すよう法律で義務付けることも検討する考えを示しました。
李周浩長官はさらに「中でも中学生の場合、スポーツ活動を強化したい。スポーツ時間を増やし、生徒1人が1つ以上のスポーツクラブに入って活動することも検討している」と述べました。
青少年のオンラインゲームについては、女性家族部と文化体育観光部がすでに深夜に制限するなどの措置を取っています。
これに教育科学技術部の規制も実施されれば、ゲーム会社は0時から午前6時までは16歳未満の青少年のゲームサイトへの接続を遮断し、また18歳未満の青少年については、保護者が希望する時間帯にゲームサイトへの接続を遮断、さらに青少年のゲーム接続については2時間に10分間ずつ遮断することになります。
政府がこのように青少年のオンラインゲームの利用制限に乗り出しているのは、最近自殺にまでおよんだ校内暴力の原因の一つとしてオンラインゲームが子どもの暴力性に影響を与えていると指摘されており、深刻な場合はADHDと呼ばれる注意欠陥・多動性障害などを引き起こすという認識が広がっているためです。

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