韓国東部の江原道(カンウォンド)太白市(テベクシ)にある大韓石炭公社の長省(チャンソン)鉱業所の採炭現場で爆発があり、作業員2人が死亡、6人がけがをしました。
3日夜10時前、長省鉱業所の採炭現場で、ガス爆発とみられる爆発が起きました。この爆発で作業員2人が死亡、6人がけがをしました。関係者によりますと、採炭作業中に突然、可燃性のガスが燃えあがり、坑道に煙が充満して一酸化炭素ガス中毒で死亡したもようです。
現場はまだガスの噴出が続いていて近づくのが難しい状態だということで、警察で原因を調べています。
長省鉱業所では1994年にもガスが噴出する事故があって、10人が亡くなっています。
太白地域では、1989年に政府の石炭産業合理化政策が打ち出されて以来、炭鉱が次々に閉山し、長省鉱業所は残っている2か所の炭鉱のうちの一つです。