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社会

校内暴力放置の教師 警察が立件

Write: 2012-02-07 11:23:48Update: 2012-02-07 14:40:51

校内暴力放置の教師 警察が立件

現職の教師が、校内暴力を放置した容疑で警察に初めて立件されました。
ソウル市ヤンチョン警察署は6日、いじめに悩む女子中学生の自殺を阻止できなかった担任の教師について、 職務遺棄の容疑で立件し、起訴に向けた調査に入りました。
警察によりますと、この教師は、去年4月から11月までに合わせて5回、学校で集団いじめを受けた女子中学生の親から相談を受けましたが、これといった措置を取っておらず、その後もいじめが続き、結局、被害者の女子中学生は去年11月に自宅のアパート屋上から飛び降り自殺しました。
このため警察は、この担任の教師を職務遺棄の容疑で立件するとともに、校長や教頭については教育科学技術部に懲戒処分をとるよう要請しました。
警察はまた、自殺した女子中学生に暴行を加えるなどして集団いじめに加担した同級生の男子生徒8人を共同暴行の容疑で立件し、このうち3人については逮捕状を請求しましたが、裁判所は暴力の度合いがさほど強くないとして棄却しました。
韓国では、学校でのいじめや暴力が深刻な社会問題になっており、金滉植(キム・ファンシク)国務総理は6日、校内暴力を隠ぺいした校長や教員を懲戒処分したり、加害生徒の登校を無期限停止させるなどの校内暴力の総合対策を発表しました。

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