朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は、8日から3日間、日本の横浜市と東京都を訪れ、災害防止施設などを見てまわり、今後の防災対策に活かすことにしています。
まず初日の8日は、洪水などの総合治水対策として横浜ワールドカップ競技場の地下に造成した84ヘクタールの鶴見川多目的遊水地を訪れ、ソウル市内にある62の遊水地の活用方法について研究する予定です。
また二日目の9日は、集中豪雨や台風による河川の氾濫を防ぐために作った貯水施設、東京の「神田川・環状7号線地下調節池」を視察し、ソウル市の氾濫地域対策の参考にする予定です。
そして10日には、国土交通省を訪れ、暴雨や大雪対策について関係者の説明を聞くことにしています。
このほか、日本の少子高齢化対策や公共賃貸住宅政策についても関係部署の説明を聞き、安全で豊かな街づくりを模索することにしています。