日本の最高裁判所に当る大法院は9日、外換銀行を買収したローンスターが外換カード社を不当に安い価格で合併できるように、外換銀行の減資説を流し、外換カードの株価を操作した罪で起訴されたユ・フェウォン元ローンスターコリア代表に対する判決を言い渡し、懲役3年を言い渡した原審を確定しました。
裁判部は、「ユ・フェウォン元代表がうその減資説を流した容疑が認められる」と、判決の理由を説明しました。
裁判部はまた、株価操作の罪で一緒に起訴された外換銀行に対し、無罪を言い渡した原審を確定しました。
ユ・フェウォン元代表は、2003年11月、外換カード社が減資をするといううその情報をマスコミなどに流して株価を急落させた罪で2007年に起訴され、三審まで争いましたが、最高裁に当る大法院の差し戻し判決を受けてソウル高等裁判所が再び審理し、去年10月に懲役3年の刑を言い渡され、再び大法院に上訴していました。
一方、株価操作で100億ウォンの不当な利益を得たローンスターは、罰金250億ウォンを言い渡され、上訴を放棄したため、有罪が確定しています。