社会
1969年KAL機ハイジャック事件 被害者家族会が犯人を告訴
Write: 2012-02-14 15:03:06 / Update: 2012-02-15 09:20:49
1969年の大韓航空機ハイジャック事件で、拉致被害者家族会は14日、北韓にいる犯人を検察に告訴しました。
この事件は、1969年12月10日、江陵発ソウル行きの国内線の大韓航空機が北韓工作員によってハイジャックされ、乗客乗員51人のうち、犯人を含む12人と機体はいまだに返還されていないものです。
拉致被害者家族会代表のファン・インチョルさんは、「2月14日は、拉致された50人のうち39人が解放され韓国に戻ってきた日だ。いまだ帰れず北韓に抑留されている11人の生死確認と、送還に向けた韓国政府の努力を要求し、北韓にいる犯人のチョ・チャンヒを検察に告訴する」と述べました。
家族会によりますと、韓国政府は、当時、仮名を使って乗客を装った犯人の名前を2006年6月まで拉致被害者リストに載せていたということです。
そして家族会が問題提起した後になってようやくリストから名前を外すほどに、この事件に無関心だったと政府を非難しました。
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