ソウルの金浦(キムポ)空港の国内線ターミナルビルが、改装されることになりました。
金浦空港の国内線旅客ターミナルビルは、1980年に国際線旅客ターミナルとして建設されましたが、2001年に仁川(インチョン)国際空港が開港してからは国内線ターミナルになり、2003年から一部が再び国際線として使われています。
韓国空港公社は、2015年までに2500億ウォンを投じて、屋上を緑化してスカイパークにし、太陽熱や地熱など再生可能エネルギーシステムを取り入れて環境にやさしいグリーン空港にするとしています。
そしてチェックインカウンターの配置を変え、保安検査場を10か所から14か所に増やすとともに、動く歩道や団体用待合室なども増やします。またボーディングブリッジも9か所から12か所に増やし、天井を高くして自然光を十分取り入れ快適な空間にするとしています。
韓国空港公社は、ことし下半期から本格的な工事に入る方針です。
一方、去年1年間に仁川空港を除く金浦空港など全国14の空港を利用した旅行者数は、合わせて5032万人にのぼり、おととしに比べて5.4%増えました。このうち国内線を利用した人は4199万人で、おととしより3.9%、これらの空港から国際線を利用した人は833万人で、14.0%増えました。