塾や家庭教師などにかかる学校以外の教育費は、減っていないことがわかりました。
教育科学技術部と統計庁は17日、全国1081の小中高校の保護者4万6000人を対象に行った学校以外でかかった教育費の調査結果を発表しました。
それによりますと、学校以外でかかったいわゆる「私教育費」は、総額で20兆1000億ウォンで、おととしと比べて3.6%減少しましたが、児童・生徒の数がおととしより3.4%減っていることから、ほぼ横ばいでした。
しかし中学生1人あたりの私教育費は26万2000ウォンと、教育放送の活用率が相対的に低いこともあって、前の年より2.7%増えました。
地域別に見ますと、ソウル市が32万8000ウォンで最も高く、次いで京畿道(キョンギド)が26万9000ウォン、大邱(テグ)市24万4000ウォンの順で、全国平均を上回りました。
科目別では英語が8万1000ウォンで最も高く、次いで数学7万ウォンでした。