最近、韓国と中国との間で外交問題化しつつある「脱北者の強制的な北韓への送還」がアメリカでも懸案として浮上する動きが出ています。
アメリカ連邦議会の傘下にある中国委員会は、3月5日、中国の脱北者の送還について公聴会を開く予定です。
この公聴会には、脱北者の支援団体「北韓自由連合」のスーザン・ソルティー代表らのほか、北韓から中国に脱出した後、中国で逮捕され北韓に送還されたことのある脱北者も出席し、北韓に強制送還された後に受けた迫害について証言することにしています。
またアメリカで活動している人権関連のNGO=非政府組織は、3月1日、アメリカ駐在中国大使館の前で、脱北者の強制送還に反対する集会を行うとしています。
これについて現地の外交消息筋は、「アメリカ政府は脱北者の強制送還について中国政府に憂慮と関心を示している。アメリカ連邦議会で公聴会を開くなど、多様な動きをみせているのは、脱北者問題への関心を高める契機になる」と述べました。