韓国では、新学期が始まる2日から、すべての小中高校で週5日制が実施されます。
このため各自治体は、共働き家庭などの児童生徒を、土曜日も学校で預かる土曜プログラムなど、週5日制への対応を始めました。
このうちソウル市は142億ウォンの予算を投入して、共働き家庭や低所得家庭の親が安心して子どもを預けられるよう、すべての小学校に放課後ケア教室を開設し、平日とともに土曜日も夜9時まで運営することにしています。
しかし全国的にみると、講師の採用が難しいことなどから、体育館や図書室を開放するだけに止まっている学校や、土曜プログラムそのものの実施を見合わせている学校も多く、学校週5日制が塾や家庭教師など学校外教育の増加につながるのではないかと懸念する声もあがっています。