メニューへ 本文へ
Go Top

社会

薬事法改正案 出席委員不足で採決できず

Write: 2012-03-03 14:21:04Update: 2012-03-03 15:34:16

薬事法改正案 出席委員不足で採決できず

風邪薬などの家庭常備薬をコンビニでも買えるようにする薬事法改正案が2日、国会法制司法委員会で採決される予定でしたが、出席した委員が定数に1人足りなかったため可決することができず、国民の間から強い批判の声が出ています。
法制司法委員会は2日午後、全体会議を開き、保健福祉委員会が先月14日に可決した風邪薬などの家庭常備薬をコンビニでも買えるようにする薬事法の改正案をはじめ全部で58の法案について採決する予定でした。
しかし法制司法委員会のメンバー16人のうち、会議に出席した議員はわずか7人で、議決に必要な8人に1人足りない状態だったため、採決することはできませんでした。
臨時国会の会期は今月16日までで、この法案をまだ審議することは物理的には可能ですが、このまま廃案になる可能性もあり、次の第19代国会で改めて提案され審議される見通しも出ています。
与野党議員は4月の総選挙に向けた取り組みで、最近は国会審議を欠席することが多く、国民が期待している国民生活関連の法案審議もなおざりにしていると、強い批判の声があがっています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >