次期大統領候補として取りざたされているソウル大学融合科学技術大学院の安哲秀教授が4日、脱北者の強制送還に反対する集会に参加し、関心が寄せられています。
安哲秀教授はこの日、ソウルの中国大使館前で開かれたロウソク集会に参加し、断食デモを続けている北韓伝統食研究院長のイ・エランさんを慰労しました。
安哲秀教授の集会参加は、脱北者のイ・エランさんが、各界の関心を呼び起こすために集会に参加して欲しいと要請、安哲秀教授が要請を受け入れて実現したものです。
安哲秀教授はイ・エランさんに会った席で、「人権と社会的弱者を保護するのは理念や体制を越える価値がある」と述べました。
安哲秀教授が集会に参加したことについて、4月の総選挙を控えて、政治的な意図があるのではないかという見方もあります。