IAEA=国際原子力機関の天野之弥事務局長は、定例理事会の開幕に合わせて5日、記者会見し、数週間以内にIAEAの査察要員が北韓の寧辺(ヨンビョン)にある核施設に復帰できるとする見通しを示しました。
アメリカと北韓は先月23日から2日間、北京で高官協議を行い、北韓がウラン濃縮活動を一時停止し、IAEA=国際原子力機関による査察を受け入れる見返りとして、アメリカが北韓に栄養補助食品24万トンを提供することで合意しています。
ただ、天野事務局長によりますと、アメリカと北韓が北京での高官協議の合意内容を先月29日に同時発表した後も、北韓側からはまだ、なんら連絡がないということです。
IAEAの査察団は、2009年4月に北韓の寧辺核施設から追放されて以来、北韓での査察活動を一切行っていません。