言論の自由、報道の自由を擁護するために、1985年にパリで設立されたジャーナリストによる国際的な非政府組織の「国境なき記者団」は、韓国をインターネット検閲の監視対象国に4年連続で分類しました。
国境なき記者団は、13日、インターネット検閲に関する定例報告書を発表し、この中で、韓国を、エジプトやロシアなどとともに「監視対象国」に分類しました。
「監視対象国」とは、オンライン上での表現の自由や、インターネットへの自由なアクセスなどの面から見て、北韓や中国などと同様にさまざまな規制が国によって行われる「インターネット敵対国」に分類される可能性が高く、引き続き見守る必要がある国であることを指します。
国境なき記者団は、韓国を監視対象国とした理由について、北韓関連コンテンツの過度な取り締まり、政治的発言に対する規制強化などをあげています。