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社会

在韓米軍 龍山基地内で夜間の酒類販売禁止

Write: 2012-03-14 09:05:53Update: 2012-03-14 09:05:53

在韓米軍 龍山基地内で夜間の酒類販売禁止

ソウル龍山(ヨンサン)区にあるアメリカ軍基地内では、15日から夜9時以降に酒類の販売が禁止されます。
13日付けのアメリカの軍事専門紙「星条」によりますと、韓国駐留アメリカ軍は、兵士の緊急時への準備態勢と業務の効率性を低下させる可能性のある潜在的な要因をなくすために、夜間の酒類の販売を禁止することにしたと発表しました。
アメリカ軍の関係者はこの措置について、「兵士の健康を守るためで、ソウル近隣のほかの陸軍や空軍の基地内にある売店も同じような措置を取っている」と説明しています。
しかし、今回の措置は相次いでいるアメリカ軍兵士の飲酒による犯罪を防ぐためだとする見方もあります。
韓国に駐留しているアメリカ軍兵士が起こした飲酒による事件は去年10月から12月の3か月間で127件に上り、去年7月から9月までの3か月間に比べると53%も増えています。
現在、韓国駐留アメリカ軍は、すべての兵士に対して夜間の外出禁止令を出していますが、飲酒による犯罪を防ぐためにはさらなる対策が必要だと判断したものとみられます。
アメリカ軍司令部はアメリカ軍兵士による韓国女子高生への性的暴行事件が相次いでいることを受けて、去年10月に韓国駐留のアメリカ軍兵士に対して、夜間外出禁止令を出しており、これによってアメリカ軍兵士は平日の午前0時から午前5時まで、土日や祝日は午前3時から午前5時まで、部隊からの外出が制限されています。
しかし、去年10月からの3か月間で、幹部を含む168人がこれに違反したことがわかり、司令部は対策の強化を図っていました。

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