知識経済部は16日、現在稼働中の全ての原子力発電所の非常用ディーゼル発電機について、今月中に外部の専門家らの立ち会いの下で特別点検を行うよう事業者の韓国水力原子力に指示しました。
知識経済部は、先月9日に起きた釜山市にある古里原発1号機の全電源喪失事故の際、稼働しなかった非常用のディーゼル発電機が現在も故障したままであることが確認されたとして、徹底した原因究明を指示しました。
これによって事業者の韓国水力原子力は、現在稼働中の全国にある原子力発電所の32の非常用ディーゼル発電機について技術的な欠陥がないか点検することになりました。
これに先立って原子力安全委員会は、16日、報道資料を出し、事故当事、稼動しなかった古里原発1号機の非常用ディーゼル発電機について15日に性能試験を行ったところ、空気取り入れ用バルブの故障で稼働しなかったことを明らかにしました。