韓国の海洋警察は済州島南西の公海にある岩礁、離於島がある海域の監視活動を強化することにしました。
離於島は韓国最南端の島、馬羅島から南西に149キロ離れた海域にある岩礁ですが、この海域については韓国と中国の間で排他的経済水域の境界線がまだ確定していません。
海洋警察がこの海域の監視活動を強化することにしたのは、中国政府がこのほど「離於島は自国の管轄海域に含まれる」と主張したことを受けたものです。
海洋警察によると、南海地方海洋警察庁には哨戒機1機が配置されていますが、さらに1機を配置し、交代で随時監視活動をするということです。
新しく配置される哨戒機は、最高時速400キロで最長7時間飛行でき、最先端のレーダーを備えており、海上の艦艇と連携した作戦が可能です。