アメリカ国防総省は、近く再開する予定だった、韓国戦争の際に北韓で行方不明になったアメリカ軍兵士の遺骨収集作業を再び中断することにしました。
国防総省のリトル報道官は、21日、北韓が人工衛星発射計画を発表した直後に、北韓でのアメリカ軍兵士の遺骨収集作業を見送る方針を決め、これを北韓側に通告したことを明らかにしました。
アメリカ政府は、韓国戦争で行方不明になったアメリカ軍兵士のうち、北韓で行方が分からなくなったおよそ5500人の遺骨の収集作業を7年ぶりに再開することで、去年10月、タイで行われた米朝協議で北韓側と合意し、アメリカの先遣隊が今月初めに現地入りする予定でした。しかし、北韓は、韓米合同軍事演習の実施を理由に先遣隊の受け入れを拒んでいたということです。
リトル報道官は、「アメリカとしては遺骨の収集も重要だが、今は北韓が国際社会の要求に沿った行動をとるよう促すことが重要だ」として、収集作業の再開を見送ったことを明らかにしました。