去年10月のソウル市長補欠選挙の際に、中央選挙管理委員会のホームページがハッカーの攻撃を受けた事件に関連して、特別検事による捜査が26日から本格的に始まります。
検察はこの事件と関連して今年1月、国会議長の秘書官と与党議員の秘書官が共謀して、投票率を落とすために、投票所の位置などを検索できないよう中央選挙管理委ホームページへのアクセスを阻止する攻撃を行った犯行だという捜査結果を発表しました。
しかし、より上のレベルから指示があったのではないかとする疑惑が持ち上がり、李明博大統領は今月初め、事件の背後を捜査するための特別検事を任命しました。
特別検事による捜査チームは今後60日間、より上のレベルの指示があったかどうか、また、この事件と関連して大統領府青瓦台が何らかの形で影響力を行使したかどうかについて捜査を進めます。
捜査期間は1回に限って30日間延長でき、遅くても6月までに捜査結果が発表される見通しです。