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社会

ミサイル射程延長では隔たり 韓米首脳会談

Write: 2012-03-26 10:55:42Update: 2012-03-26 10:55:42

ミサイル射程延長では隔たり 韓米首脳会談

李明博大統領は25日、オバマ大統領と大統領府青瓦台で会談しましたが、韓国軍の弾道ミサイルの射程延長については、具体的な論議が進められなかった模様です。
会談が終わった後に行われた共同記者会見で、李明博大統領は弾道ミサイルの射程延長に関する質問に、「首脳会談では論議されなかったが、有事の際に北韓の攻撃に適切に対応するためにも射程延長は必要だ。実務レベルで検討が進められているので、近く結論が出るだろう」と述べました。
一方のオバマ大統領は、「両国間の同盟関係を考えると射程延長は大きな問題ではない。北韓への対応はより包括的に考えるべきだ。技術的な問題もあるので、首脳会談ではなく、実務レベルで協議するのが望ましい」と述べ、やや消極的な姿勢を示しました。
韓国は、北韓の長距離弾道ミサイルを開発していることを受けて、現在300キロを限度としている韓国軍の弾道ミサイルの射程を800~1000キロにまで延長する方向でアメリカと協議を進めていますが、両首脳の認識にやや隔たりがあることが分り、今後の協議に影響を及ぼしそうです。

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