世界銀行の次期総裁候補に指名されたアメリカの名門ダートマス大学のキム・ヨン学長が正式な選任を前に7か国を訪問します。
キム・ヨン学長は、世界銀行の総裁候補として、韓国を含む7か国を訪問します。
キム・ヨン学長は、まず、28日にエチオピアを訪問し、その後、中国や日本などを歴訪し、各国の財務長官から世界銀行の政策方向に対する意見を聞く予定です。
これは、キム・ヨン学長が事実上、世界銀行の総裁として選任されるための本格的な歩みを始めたものとみられ、訪問先が主にアフリカとアジア、中南米地域であることから、新興国の支持を取り付ける狙いがあるものと解釈されています。
キム・ヨン学長については、自ら著した本のなかで「新自由主義と企業主導の成長が開発途上国の国民を困難に陥れている」と述べていることから、経済成長に反対する人物は世界銀行の総裁には適さないとの批判の声が一部で上がっていますが、アメリカの財務省は、これについて、キム・ヨン学長は成長とともに配分の重要性を強調しただけだとして、指名に問題はないとしています。
一方、日本安住淳財務大臣は26日、キム・ヨン学長に対する支持を表明しており、これに先立って、中国国営の新華社通信も24日、キム・ヨン学長の指名を前向きに評価すると明らかにしています。