国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は27日、2011年の世界の死刑執行状況を発表しました。
それによりますと、韓国は、5年連続で事実上の死刑廃止国に区分されたということです。
事実上の死刑廃止国とは、この10年間、死刑が執行されていない国で、韓国は去年1件の死刑判決がありましたが、1997年以降15年間、死刑が執行されておらず、去年の時点で、韓国国内には60人の死刑囚が収監されています。
アムネスティ・インターナショナルによりますと、調査対象となった198か国のうち、事実上の死刑廃止国は去年9月以降2か国増え、過去最多の141か国だということです。
また、去年は、世界で少なくとも676人の死刑が執行され、前の年の527人に比べて149人増えました。
アムネスティ・インターナショナルは、毎年数千人の死刑が執行されている中国が統計に含まれていないため、実際の状況ははるかに深刻だと指摘しています。
死刑が最も多く執行されたのはイランで、次いでサウジアラビア、イラク、アメリカなどの順でした。
北韓では最低30人が死刑となり、6番目に死刑執行が多い国となりました。