韓国で最も長いトンネルが、北東部の江原道(カンウォンド)で30日に開通しました。
開通したのは、江原道の華川(ファチョン)郡と春川(チュンチョン)市を結ぶ背後嶺(ベフリョン)トンネルで、2004年2月に着工し2180億ウォンが投じられました。
国土海洋部によりますと、背後嶺トンネルは長さが5.1キロで韓国のトンネルでは最も長く、トンネル内で事故が発生した際に避難できる幅5メートルの避難用補助トンネルが初めて備えられました。
背後嶺トンネルの開通によって、華川郡に近い楊口(ヤング)郡から春川市までの移動時間がこれまでより50分以上短いおよそ30分にほか、急斜面でカーブが多いため事故が多発している付近の交通事情が改善するものと期待されています。