アメリカが1995年から去年までの間に、北韓に提供した支援のうち半分以上が食糧だったことが分りました。
アメリカ連邦議会の調査局がこのほどまとめた「対北韓支援報告書」によりますと、北韓が核兵器開発計画を凍結することなどを盛り込んだ米朝枠組み合意が結ばれた翌年の1995年以降、アメリカは北韓に対して合わせて13億1375万ドル相当の支援を送りました。
内容を見ますと、食糧が7億ドル相当で全体の半分を超えました。
ただ住民のもとに食糧が届けられているかどうかを監視するモニター要員を北韓が追放した2009年3月以降は、食糧の支援は行われていません。
食糧のほかには、重油1億4600万ドル相当、米朝枠組み合意による軽水炉提供と関連した費用4億ドルあまり、医薬品を含む各種の生活必需品1000万ドル相当などです。
この報告書は食糧の支援について、ことし2月末の米朝高官協議で北韓に対する食糧支援再開が決まったものの、北韓が最近、人工衛星と称して長距離弾道ロケットの発射計画を発表したため、食糧支援が再開されるかどうかは不透明な状況だとしています。