ドイツで行なわれたアメリカと北韓による非公式な話し合いで、北韓は衛星を打ち上げるとしている長距離ミサイル「光明星(クァンミョンソン)3号」の発射を中国やロシアに依頼してはどうかとするアメリカの提案を拒否したと、日本のテレビ朝日が2日報じました。
アメリカと北韓の非公式な話し合いは、先月31日と今月1日の2日間、アメリカのシンクタンクのドイツ支部がドイツ東部の村で開いたセミナーの場で行われ、アメリカからピカリング元国務次官らが、北韓からは外務省で対米関係担当の李根(リ・グン)局長らが参加しました。
この放送によりますと、アメリカ側は、「衛星を打ち上げると主張するのなら、打ち上げを中国やロシアに依頼してはどうか」などと提案しましたが、北韓側はこれを拒否したということです。
さらに、アメリカ側は「ミサイルを発射すれば、6か国協議の再開や食糧支援もできない」と警告しましたが、北韓側は受け入れず本国に持ち帰る意向を伝えたということです。
一方、日本のNHKは2日、このセミナーに参加したドイツの研究者が「北韓側が発射をやめるような兆候は得られなかった。北韓では最高指導者以外に重要な決断を下せる人物はおらず、考えを変えないだろう」と述べたと伝えました。