ことし5月から3か月間にわたって全羅南道(チョンラナムド)麗水(ヨス)市で開かれる「麗水万博」を前に、麗水空港の安全運営体制が国際空港並みに強化されました。
麗水万博は、1993年の大田万博に次いで19年ぶりに韓国で開かれる国際的に公認された博覧会で、「生きている海、息づく沿岸」をテーマに、5月12日から8月12日までの3か月間、麗水新港一帯の270万平方メートルの会場で開かれます。
国土海洋部は麗水空港の安全性を国際空港並みにするため、現在、仁川(インチョン)空港や金浦(キンポ)空港など、国際線を運航している9つの空港で行われている空港運営証明制度を麗水空港にも適用することを、5日、明らかにしました。
空港運営証明制度は、空港の施設や人材、運営手順などの安全運営体制について、それぞれの政府から認証を得る制度で、2003年にICAO=国際民間航空機関によって国際標準として採択されました。
麗水空港は、運営体制などについて厳しい審査を受けた結果、先月22日に韓国政府から空港運営証明の認証を取得しています。