アメリカのオバマ大統領は、核兵器開発の疑惑が持たれているイランに対して、核兵器開発を追求しないことを証明すれば、原子力の民生利用を支持するというメッセージを間接的に伝えたと、アメリカのワシントンポストが7日、報道しました。
それによりますと、オバマ大統領は先月、ソウルで開かれた核セキュリティ・サミットでトルコのエルドアン首相と会談した際、イランにこうした内容のメッセージを伝えるよう要請したということです。
オバマ大統領は、イランの最高指導者ハメネイ師がことし2月に行った演説で「核兵器を追求しない」と述べたことを受けて、「平和的な妥結に向けた時間が迫っている。イランは即刻、交渉の矢を使うべきだ」として、核兵器を追求しないことを証明すれば、原子力の民生利用を支持するとするメッセージを、エルドアン首相に託したということです。
これを受けてエルドアン首相は今月5日に、イランの最高指導者ハメネイ師にオバマ大統領のメッセージを伝え、マフムード・アフマディーネジャード大統領をはじめイランの政府高官らと相次いで会談したと伝えられています。