来年から月齢3か月以上の犬を飼っている人は、飼い犬に飼い主の連絡先などを識別できるマイクロチップまたは認識票を装着することが義務付けられます。
ソウル市は10日、飼い犬の身元や飼い主の連絡先などを識別できるマイクロチップまたは認識票を飼い犬に装着するよう義務付けた「ソウル市遺棄動物保護に関する条例」の改正案をまとめ、立法予告しました。
条例の改正案によりますと、犬を飼っている人は、来年から各自治区が指定した動物病院や動物保護団体などで、飼い犬にマイクロチップまたは認識票を装着し、動物管理システムに飼い主の名前や住所、電話番号などを登録しなければなりません。
これに違反した場合、1度目の摘発では是正警告を受けることになり、2度目の摘発では罰金20万ウォン、3度目の摘発では罰金40万ウォンが科されます。
ペット識別装置は、犬の首の後部に埋め込むマイクロチップと、バーコードが記入された外付け型の認識票の2通りがあり、装着にかかる費用は1~2万ウォンで、盲導犬などは無料です。
ソウル市は、この制度が実施されれば、飼い犬をむやみに捨てる行為が減り、迷子になった犬の飼い主を探しやすくなると期待しています。