北韓は13日、北西部の東倉里から事実上の長距離ミサイルを発射しましたが、失敗した模様です。
国防部の関係者によりますと、このミサイルは午前7時39分に発射されましたが、数分後に分解して海に墜落したものと推定されるということです。
また、韓国軍の関係者によりますと、発射が成功した場合は10分あまりで軌道に進入するはずでしたが、第1段と第2段ロケットが分離されず、韓国南西部の群山沖190~200キロの海上に墜落したものと見られるということです。
韓国とアメリカの情報当局は、早期警報衛星や移動式レーダーを稼動させ、ミサイルの軌道を追跡しましたが、正確な落下地点の把握と失敗の原因を分析中です。
日本も北韓のミサイル発射が失敗したと発表しました。
藤村官房長官は記者会見で、ミサイルは1分以上飛行した後、海に墜落したと発表しました。
アメリカのABCやCNNも、ミサイルが海に墜落した模様だと報じています。
北韓当局は、発射から1時間以上が経った午前9時まで、発射の成否についてこれといったコメントを発表していません。
北韓は発射を成功させることで金正恩体制の早期安定を狙ったとされていますが、失敗に終わり、今後の動きに関心が寄せられています。
また、北韓が2009年に人工衛星と称して事実上の長距離ミサイルを発射した際、発射直後に国連安保理が召集され、9日後には発射を糾弾する議長声明が採択されており、国連安保理の動きにも関心が寄せられています。