社会
京畿道華城市で狂犬病発生 漢江南側では30年ぶり
Write: 2012-04-14 13:09:17 / Update: 2012-04-14 13:09:17
京畿道華城(ファソン)市の農場の犬から狂犬病の発生が確認され、政府当局が注意を呼びかけています。
農林水産食品部は13日、京畿道華城市の農場で飼っている犬が狂犬病にかかっていることを確認しました。
最近この一帯では野生の狸の繁殖が増えており、この犬も野生の狸と接触して感染したものとみられます。
狂犬病は、韓国では1907年に初めて発生が確認されてから85年から92年の間を除いて主に江原道や京畿道の軍事境界線付近や山などを中心に毎年発生が確認されており、2002年にはもっとも多い78件を記録していますが、都市部に近い漢江の南側で発生したのは30年ぶりです。
農林水産食品部は今回狂犬病の発生した京畿道華城市を中心に狂犬病にかかった野生動物や捨て犬のいる可能性があるとして、この一帯に緊急防疫措置をとっています。
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