今年の桜は、開花時期が去年より2日、平年より5日も遅くなり、ソウルでは21日から22日ごろにようやく満開になる見通しです。
気象庁が15日、発表したところによりますと、桜の開花の基準となるソウル気象観測所の桜が、去年より2日、平年より5日遅い15日に開花しました。気象庁は、桜の木の一本の枝で3つ以上のつぼみが開花した日を公式の開花時期として発表しています。
15日には、ソウルの名所、汝矣島(ヨイド)の国会議事堂の周辺でも桜が開花しました。
気象庁の関係者は桜が満開になる時期について「開花から満開まではおよそ1週間かかるので、ソウルでは今週末の21日頃に桜が満開になるものとみられる」と話しています。
今年の春は平年より気温が低く、全国の桜の開花は済州(チェジュ)島が去年より1日遅い3月29日、釜山(プサン)は去年より4日遅い4月5日になるなど、ほとんどの地域で平年より遅い開花となっています。